【先代旧事本紀】神代系紀2 - 別天神系譜
「神世七代」の最後を飾る第七代では、伊弉諾尊・伊弉冉尊が「耦生天神」、すなわち男女ペアで生まれた神でした。彼らは天皇などの先祖に位置づけられます。
おなじ第七代にも、「別」を冠してして区別される「独化天神」が5柱登場します。彼らの子孫の神々には、大伴氏、忌部氏、中臣氏、紀伊国造など、有力な氏の祖となる神もあらわれてきます。
■ 高皇産霊尊の系譜
高皇産霊尊の子神 | |
天思兼命 | 信濃国に天降った、阿智祝部らの祖 |
天太玉命 | 忌部首らの祖 |
天忍日命 | 大伴連らの祖 |
天神立命 | 山代久我直らの祖 |
■ 神皇産霊尊の系譜
神皇産霊尊の子神 | |
天御食持命 | 紀伊直らの祖 |
天道根命 | 川瀬造らの祖 |
天神玉命 | 葛野鴨県主らの祖 |
生魂命 | 猪使連らの祖 |
■ 津速魂尊の系譜
■ 振魂尊の系譜
振魂尊の子神 | |
前玉命 | 掃部連らの祖 |
天忍立命 | 巻向神主らの祖 |
■ 万魂尊の系譜
万魂尊の子神 | |
天剛川命 | 高宮神主らの祖 |