【所縁の史跡】楯縫神社(兵庫県丹波市)
■ 楯縫神社 [地図] 兵庫県丹波市春日町長王に鎮座する、楯縫神社です。 『延喜式』神名帳の丹波国氷上郡に、「楯縫神社」が見えます。 本殿は左右二殿あり、右手の大きめのもの(楯縫社)に主神の彦狭知命が、左手のもの(子守社)に多紀理比売命を祀ります。 彦狭知命は、出雲国譲の後に作楯者として大己貴神を祀ることになった(神代紀下第九段一書第二)とされる神です。 楯縫氏の祖ともいわれることがあります。 『延喜式』は、大嘗会で用いる神楯四枚を、丹波国の楯縫氏が造ることを定めています。 この楯を、物部氏後裔の石上氏・榎井氏が大嘗宮の南北の門に立てました。 天璽瑞宝トップ > 所縁の史跡 > 楯縫神社